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舞い降りた天使
第24章 天使

真穂の様子がおかしい

そう思った俺は
すぐに真穂の側に移動し
真穂に声をかけた

「どした?」

「…っ……っ」

やっぱり…

真穂は
気付かれないように
そして必死で堪えながら
涙を流していた

そして
声を殺したまま
一冊の本を指差したんだ

その本のタイトルは

『自信を持っていいんだよ』


その本のタイトルを見て
俺も言葉を喪い
そして
涙が込み上げてきた

さっちゃんが
お母さんに伝えたかった言葉だったんだ

その本を見つけた瞬間
真穂に見せたいと思ったんだろう


真穂は
本当に本当に
私の素敵なお母さんなんだと


「…真穂…」


「…っ……」


「…さっちゃんは…」


「……」


「天使だな…」



「…ん…」




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