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第8章 セフレで良いから

和樹のお父さんと・・・。


Hをしてしまった。


ホテルを出て家の近く迄送ってもらってマンションに入ると、なんか虚しさが残った。


私何してんだろう。


健二先輩に相手にしてもらえなくなって、和樹と付き合いだして・・・でもなんか物足りなくって・・・。


彼氏のお父さんと寝るって・・・。


私・・・。


どうしちゃったの？？


マンションのロビーを抜けると東側の建物の方から人影・・・。


顔を上げると・・・。


・・・・・//////////




久々に逢う健二先輩。


健二先輩が一人でかったるそうに歩いてきた。


健二先輩は私を避けることもなくニッコリ笑って手を上げてきた。


「紬ちゃん(笑)今帰り？？？」


・・・・・・//////////


健二先輩・・・。


私は下を向き胸を抑えた・・・。


別に私達は付き合っていた訳じゃない。


ただの・・・・・。


セフレ・・・。


健二先輩は私の前まで来ると立ち止まって・・・。


「どうした？？何かあったの？？？」


・・・・・・・。