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卒業祝い
第4章 結
バスタブのふちに手をつかされたユキは、自分のお尻が後ろに突き出ている姿勢を想像してしまい、愛液がじゅんと溢れ出るのを感じた。

間をあけず、秘芯に固いモノが当たり、獣のように野太い幹が膣口に押し入ってくる。

膣壁がぐいぐいと広げられてゆく。

あぁ。また信ちゃんのが、熱いのが・・・

信司の腕が自分の胸に回され、ギュッと強くつかまれた。

乳頭をせり出されたかと思うと、体全体を捻られ、後ろからお尻に力が加わる。

身体が右に自然と回り、壁に上半身を押しつけられた。

ひしゃげた乳房に、壁のヒンヤリとした感触が伝わる。

膣内の熱い肉茎が、ユキの奥深くまで刺さり込んでゆく。

先ほどよりも、ずっと奥地へ信司が入ろうとしているのだ。

あっ、やっ、深い・・・お臍の裏まで来ちゃうよ・・

両腿の上部正面をがっちりとつかまれ、下から無造作に、がしがしと突き上げられてゆく。

顔を壁に押し当て、苦悶の表情を浮かべるユキの身体は、激しく上下に揺さぶられていた。

ほとんど蹂躙されている状況の中で、ユキは忘我の入り口に足を踏み入れていた。

あぁ、なに、何なの。

さっきまでは、小さな波のようなものだけしか感じていなかったのに。

なんか、大きい津波のようなものが、せり上がってきてる。

やばい。

向かってくる。

押し上げられちゃう。

あぁぁ・・・

膣の奥で、亀頭のエラがぐっとふくらんだ。

どびゅどびゅという音がしたかと思うような熱い飛沫の振動を、ユキは体内に感じた。

あぁ、信ちゃんのを、出されちゃってる。

すごい奥で、中出しされちゃってる。

ダメって言ったのに・・・

1回目の信司の外出しへの信用と2度目の忘我への快楽が、ユキに隙を与えてしまったのだ。

後ろから、肉身をズルリと引き抜かれ、ユキはバスタブに崩れ落ちるように浸かった。

背後で、信司の、はぁはぁ言う喘きだけが、お風呂場にこだましていた。
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