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第5章 終章　その後

やはり麻衣子は辞表を提出したのだった。

警察を辞めて、出産と育児に専念するつもりだった。



そして・・

麻衣子は斎藤と結婚することにした。

斎藤が熱烈なプロポーズをしたのだった。

麻衣子が妊娠しており、父親のない子を女手一つで育てていこうと考えている事を知り、自分が父親になると宣言したのだ。

麻衣子は頑なに断ったのだが、斎藤は麻衣子以上の頑固さで猛アタックしたのだった。












1年後。

何とか高齢出産を乗り切った麻衣子は、可愛い女の子を授かった。

齋藤も父親として育児に勤しんでくれている。

麻衣子は“最強の女刑事”の看板を下ろしたのだった。

これからは一人の女として、娘と斎藤と仲良く暮らしていくつもりだった。