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第12章 彼女の真似でもしてくれるの？

「……っ！」
「んんっ、ひゃっ!?」

片脚を持ち上げられると、さらに奥まで繁正さんのが押し込まれる。
堰を切ったように下からガンガン突き上げられる。

「あ、あ、あっ！し、しげ…まさ…」
「喋るな」
「な、んんっ」

乱雑にキスをしながら舌を吸い取るように絡め、腰の動きが速まる。
余裕の無さそうな顔で求められて、いつもより強引で激しい…

「んん、んはぁっ！！」
「ふぅ、ふぅ…ヤバイな…」

お互いにもう限界が近い…

「好きだよ、舞花」

えっ…？
今好きって……

「何キョトンとしてるんだよ。君から先に言ってきただろ？」
「だ、だって…余裕が無さそうだったから、本当は迷惑かなって…」
「そんなわけ無いだろ。好きじゃなかったらこんな事しない…」

繁正さんは笑うけど、私はまだ冗談だと思っていた。

「私はセフレじゃないですか？写真を撮って、それをネタに抱かせて…」
「そうだね。それは悪いと思ってた。でも、そうでもしないと君を繋ぎ止めておけないと思って…」