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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第20章 新しい関係

オモチャを抜くと言ったが、濃厚なキスだけで一向に下を脱がせてくれない。
繁正さんから与えられる巧みなキスでより昂って、オモチャの振動に過敏になってしまう。

「繁正さん…早く…はぁ…」
「名前で呼ぶなよ、仕事中だよ…」

繁正さんは屈むとスカートを捲り上げた。
恥ずかしい部分に繁正さんの視線が集中するのを感じ、目を閉じた。

「舞花…下着が凄い事になってるよ…ストッキングまでシミになってる…」
「だって、オモチャのせいで…」
「俺が居ない間に1人で楽しんでた罰だよ」
「あぁん…だから…使ってないですぅ…」


…事の発端は繁正さんが長期出張で1ヶ月ほど海外に行っていた時。

出張に付いていけず、忙しい繁正さんと電話する時間も無くて悶々としている中、秘書課の皆とお酒を飲みに行った。
その際、フラストレーションから酔っ払ってしまった私は、彼と会えず夜の行為が出来ず悶々としているとカミングアウトしてしまった。

初めは皆驚いていたが、同じ悩みを持つ人が多く、不満を解消するなら…とエッチなオモチャのサイトを教えてもらい、酔った勢いでローターを購入してしまった…

忘れた頃にローターが届き、繁正さんに見つかる前にどうにかしようと隠していたが、ついに先日繁正さんに見つかってしまい、オモチャで攻められる事に…



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