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scramble
第9章 涼子
官僚らしき人物は、付き人の女性を傍らに電話越しに怒鳴っている。
もちろん官僚は全裸だ。
これが彼の部屋着だ。
部屋着?裸ですけど。
付き人の女性は丁寧に丁寧に、怒鳴られるのを恐れながらフェラチオに没頭している。
彼女は様々な試験に合格し付き人に登り詰めてきた官僚のためのフェラチオエリートだ。
そのためだけの付き人で、舌技のみで登り詰めた。
不正などせず自分の努力と実力のみで合格した人物だ。
うん。46人必要なんだ。
モデル系の人材をな。
フェラチオエリートと呼ばれている付き人は、スーツをバシッと着こなしネクタイを垂らしているが、髪はベリーショートで邪魔にならないように短くしてある。
タイトスカートではなくスラックスをカッコ良く着こなすセンスは抜群だ。
官僚の声は少し上ずり気味で、快楽に打ちのめされている様子で目が遠くを見つめるようで時折り、ため息まじりの声を出しているようだ。
おおぅッ。
そんな声を聞かされると付き人は、更に舌技を披露するように、ベロンチョ、ベロンチョとしゃぶり回す。
付き人はblowjobと呼ばれる役職らしい。
ありがとう。今日もgoodだ!
そこに控えていろ。
はい。分かりました。仰せのままに。
ここの人たちは人間としての尊厳を汚すような行為をしている。
それでいいのだろうか?
見た目で判断してはいけないのは分かり切っている事ではあるが、人間なんて所詮はみんな同じ。
見た目で判断してしまうんだ。
だから私は彼女いや、付き人を見た目で判断しキャリアウーマンかと思いきやそうではなかった。
まあまあ、まずはくつろいでくれ。
ここで働く女性たちをキャリアとか見た目で判断するのは間違いだとそのあとに嫌というほど思わされることになる。
ここに回されるということは、外世界で何かしら問題がある人間が抜粋、いや選別されている。
もちろんそれはあと腐れがないようにするためでもある。
しかし、それ以上に求められているものはその能力。
その人が生まれながらに持ち合わせている優れた能力である。
我々は知らずに監視されている。
日々生活している上で。
生きてる上でいつも誰かに監視されながら生活している。
それを肌で感じることができる。ここに来れば。
人それぞれに能力に違いがあるのは事実。
それをいかに利用して上り詰めていけるのか?
それがここで生きていくのに必要はこと。
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