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永遠の愛を奪って
第10章 深まる愛と過去



「えっ……。機会があったらいつか……」


「やったー。小春の手料理を食べてみたいからその時は作って」


こうやって一緒にご飯を食べるのも楽しいけれどその先の未来も想像してしまう。


仕事から帰ってきて青木くんと自分の分のご飯を作ってテーブルの上に並べ、二人でお揃いの箸を持って食事をする幸せな光景を……。


元カレと付き合っていた時にはこんな風に自然と頭に思い浮かんだことがない。


どうしてなんだろう……。


青木くんは明らかに今までの彼氏と違っているような気がする……。




食事を終えてから店の外に出て、次に行く場所を青木くんがどこにするのか答えを待つ。


でも予想はできている。

今日は夜遅くまでいれると言ったからきっとラブホテルだ。


下着の色は上下揃えてきたから、セックスを誘われて青木くんに見られても全く問題ない。


今日はどこのラブホテルに行くのかな……。


「ご飯も食べたし、次はどこに行くの?」



「うーんと……。……なぁ、小春。うちにくる?」


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