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第1章 初めてのセックス

私は白米 小春(シラヨネ　コハル)、二十六歳。彼氏もいなくて、結婚もしていない独身の女。


男性との交際歴はいくつかあるものの、セックスだけはずっと避けてきたから処女だ。



避けてきた理由は……“痛い”から。

あんなのがここに入るわけがない。


友達から聞いた話だと、初体験はみんな“痛い”っと言っている。



今までの彼氏に胸やあそこを触られたことはあった。

興奮して濡れたこともあった。



でも指を入れられるのと、男根を受け入れるのも怖くてキス以上進ませたことはなかった。だから、ラブホテルにも来るのもこれが初めてだ。



「小春……、ちゃんとこっち向けって。……優しくするから」