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永遠の愛を奪って
第14章 淡い恋心と信頼



椿さんの言っていることが瞬時に理解できないほど動揺していた。


祐が土嶋さんと部屋で二人きりでいる……。


目の前にいる椿さんのことが見えなくなるくらいそのことだけが脳内でループする。


話すことがないと言っていた祐が、土嶋さんと三十分以上話しているということは今まで以上に何かあったという事だ。


告白されてどうなったんだろう……。



「おーい、はくまい。行かないのか?」


微動だにしない私の目の前で手を振って安否を確認されてようやく我に返った。


「すみません……。コンビニでしたっけ……」


「ああ。歩いてすぐ近くだし、ひとりでずっと考えているより外を歩いた方がいいと思うんだけどなー」


「……そうですね。私も買い物に行きます。財布を持ってくるのでちょっと待っていてください」


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