この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永遠の愛を奪って
第17章 愛し合う内緒の日々
「葉月の言ったことなんて気にしなくていいから。
最近休む暇もないまま仕事しててさ、本当にちょっと休めって言われてたし」
休憩時間も二十分ほど前に終わったから今は誰かが来る気配がない。
それを利用して祐は私を抱き寄せてキスの続きをしてくる。
「コーヒーを飲むんじゃ……。ンッ……」
「その前に小春が欲しいんだよ……」
ドアの鍵を閉めることができないこの給湯室にいつ誰が入ってくるのか油断できない。
気を張りつめながらも繰り返される甘いキスに浸りたくなってくる。
舌を入れられてからはゾクリとして、体の力が入らなくなって縋るように祐のシャツを握っていた。
「ンッ…、ハァッ……。こんなところでしてたら誰か来ちゃうよ……?」
「今の時間は割と少ないから大丈夫だって。小春とキスしてるとコーヒーを飲むより休んだ気になれるし……」