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第19章 溺愛とさよならの決心

体を横に向けていたけど肩を押されて仰向けにされると祐は私に覆い被さってくる。


目が合うと啄むようなキスを落とされてまた笑みが浮かんできて、そんな私を見つめる祐も幸せそうな顔をしていた。


「いいよ。このまま優しく触られてるのはくすぐったいもん」


「小春も言うようになったな。前は痛がっていたのに」


「祐のおかげで慣れたからかも」


「そうだな。前は力が入ってたけど、今はオレのちんこをすぐに咥えるもんな」


「間違ってないけど恥ずかしいから……」



互いに体に触れたり、何度もキスをしているうちに秘部の濡れを感じてきた。


もっと気持ち良くなりたくてムズムズと腰を動かしていると祐はそこに手を伸ばしてきて指で蜜をすくい始めた。


そのせいで更にぬるりとしてきて、二本の指も受け止めてしまうほどに淫らにされていく。


「アンッ……、ハァッ……、ねぇ…、ッ……、ひとつ聞いて…いい……？」


「なんだよ？」



「どうして私を最初に抱いた時に“愛してる”って言ってくれたの？」