この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
永遠の愛を奪って
第21章 祐の出した答え




パンとコーヒーがのせてあるトレーを持ってやってきたのは土嶋さんだった。


一人で座る席が空いているのにも関わらず、そこへ移動しないからどうやら私が取った席に座りたいらしい。


それを察した私は書いていたものを見られないように急いでしまってテーブルのスペースを作る。


トレーが一つ置ける分の空きができると土嶋さんは私の向かい側の椅子を引いて座った。


どうして嫌いな私と一緒に座ろうと思ったんだろう……。


しかも、今日も相変わらず仏頂面をしていて機嫌が悪そうだった。


黙って様子を伺っていると土嶋さんはコーヒーを飲んで私が頼んだものと同じパンを食べ始める。


どうやら間違ってここに座ったわけではないようだった。


私もパンを食べ進めるけど、気まずい空気が漂っているせいで何を食べているのか分からなくなるほど味を感じなくなる。



「……祐と一緒じゃないんですね」


「えっ!?あっ…、はい……」


/788ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ