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永遠の愛を奪って
第21章 祐の出した答え



「えっ!?」


土嶋さんと椿さんの驚いた声が重なって逆にこちらがびっくりする。仲が良くなっただけでなく息もぴったりだ。


「まぁ……、このタイミングでは話しにくいよなー……。
昨日、穂並から聞いて青木にはまだ話してなかったのが悪かったか。おれから話しておくぞ」


この様子だと祐は私が異動することをまだ知らないんだ……。


椿さんに話してもらった方が手っ取り早いけど、その必要はないと私は首を横に振った。



「自分から話しますのでまだ黙っていてください」


そう。大事なことだからここは他人に頼らないで私から話すべきだ。



「朝から馬鹿が二人もいるとか頭が痛くなるんだけど。白米さんが言えないからこいつが伝えてあげるって言ってるのに」


「こいつって酷いな。一応、会社では上司なのに……。まぁ、これも葉月が元気な証拠か」


怒っている土嶋さんの顔を見て軽く笑っている椿さん。


私の視界がおかしいのか土嶋さんを眺めているその様子は、まるで恋人のようで温かく包んでいるものだった。



「葉月はキツイ言い方をしてるけど、本当ははくまいのことを応援しているんだからな?不器用で可愛くねーよな」


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