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永遠の愛を奪って
第21章 祐の出した答え



「アアッ……、小春ッ……」


祐の余裕のない声が聞こえてきた時、体液が熱く混ざり合っている膣内で肉棒がドクドクと脈打つ感じがした。


それをゆっくりと抜かれれると、中に注がれた温かくて濃厚な精液が太股へと垂れてくる。


いつもはダメだと言っていたのに、してしまった……。


でも後悔はしていない。この気持ちも処女を卒業した時と似ているから――――



「祐……。ンッ……」


壁から手を離して祐の方に体を向けるとすぐにキスで唇を塞がれて何も話せなくなる。


数回唇を重ねてから舌を腔内に入れられると微かに残っていたお茶の味がコーヒーのほろ苦い味へと変わっていく。


味覚はそうだけど、このキスはまるでメインを食べ終えた後に満足させてくれる甘くて濃厚なデザートのように思えた。


「小春、好き……。愛してる……」


「どうしちゃったの?いつもよりいっぱいそんなことを言ってきて……。嬉しいけど……」


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