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第1章 アキ

　ホックを外すと、胸が解放された。
　そこには息を呑み程の、熟れた果実が二つあった。それはグレープフルーツよりも大きく、「アキ」と言う果実でこの世に二つと存在しない。
　その果実には程よい輪郭があり、少し大きなシコリがあった。それは白い果実に少し暗い赤色を施していて、魔性の果実であることを目に焼き付けた。
　大袈裟と笑うかもしれないが、俺にはそう見えた。
　巨乳と一言で片づけられない、何かが溢れている。


「恥ずかしいです」


　ブラを外されたことにアキは体を震わせている。目蓋は深く閉じられ、両腕で果実を隠した。
　ブラをアキの服の上に置くと、パンティに目がいく。
　鼻息が荒くなった。