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ベストパートナー
第1章 アキ
 俺はアキを後から抱き抱えるたまま、その場に立ち上がる。湯船に一際大きな波が浴槽の縁にあたる。


「あの?」


 アキが不思議そうな顔をしている。俺は耳たぶを甘噛みすると、浴槽の縁を後から抱いたまま目指す。
 この部屋の風呂場は先ほども述べたが広い。それに伴い湯船は大きめである。
 

 俺は後からアキを抱きながら、小股で五歩、六歩、歩いて行き縁の前に来た。
 彼女の片脚をそこに乗せ、がに股にさせた。
 そして体を屈めた。


「え? え?」


 俺は下からアキの股座を覗き上げる。するとそこには密林がありワレメがあった。これの中には、密穴が……眠っている。


「え! いっ! いやん!」


 アキが屈み込み足を閉じて、ワレメに両手を置いた。首を小刻みに横に振りながら、目で慈悲を訴えかけていた。
 俺は少し考える。このまま強引に開かせたら、おそらく完全に嫌われる。ここは謝って気を熟すのを待つ……作成変更をすることにした。


「いいんです、そんなに頭を下げないで」


 俺は少し大袈裟に、謝罪する。
 するとアキが頭を下げて、感動していた。


「テルさんは、夫と違う! あの人は絶対に謝りませません。普段の生活でも、ベッドでも……」


 なるほど……よし!
 俺は風呂から上がろうと提案した。


「はい! ベッドの上で、お願いします」


 アキが優しく微笑む。
 お約束ではあるが、ベッドの上で楽しむことになる。
 望むところだ! そんな気持ちで、湯船から出る。


「一つになりましょうね」


 アキから唇を塞がれた。
 俺は舌を滑り込ませ、口内を汚す。唇を離すと、さっさと、風呂場を後にする。ここには今回は、何回お世話になるだろうか? そんなことを考えながら、手を繋ぎベッドルームへゆっくりと歩き始めた。


 
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