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ベストパートナー
第2章 麻衣子
 ヒイヒイ言わすどころか、ヒイヒイと逆に言わされている俺。しかも二十歳だぞ! 二十歳……いや、二十歳だからそのパワーに押されているのかも。
 麻衣子の舌使いと、手コキに我慢が限界だった。


 ビクン!


 肉棒に可笑しな痙攣がある。
 キター! そう思った矢先、イッてしまった。
 

「ん! ん、ん、ん……ん!」


 麻衣子が手コキしながら、口内に精子を溜め込んでいた。唇を離し、顔を見合わせる。


 ゴクッ!


 俺は聞いた。いや、麻衣子が聞かせたか? とにかく胃袋に流し込む音を聞いてしまった。
 少し時間が止まる。いや実際は止まってなんかはいない。しかしそんな間隔に襲われる。
 驚いた……まさかだったから。


「テルの精子、飲んじゃた」


 満面に笑みを見せてくれる。この子は魔物では? なんて錯覚してしまう。
 俺は声がなかった。
 ただ一つ言えることは主導権は俺にはなく、麻衣子に握られている。


「精子って、美味しくないね。でも、テルのは飲めたよ」


 麻衣子がそう言うと風呂の蛇口を捻り、ブクブク、ガラガラとうがいをしている。精子の汚れを洗っている。
 肉棒を見ると、ぐったり項垂れていた。
 疲れた……そんな姿に映る。
 心拍数が少し上がっていて、鼓動がハッキリと聞こえている。しかし、これでは終われない。
 二回戦に備えて、俺も息を整えないと!


「よし! 歯磨きして、ベッドに行こう! 起たない! なんてアタシが許さないから」


 麻衣子が言った。
 望むところだ! 俺は大きく頷く。
 このままでは終わらせてたまるか!
 しかし、少し気に入らない。
 理由は主導権が、麻衣子にあること。
 

 畜生! ……ん? 


 俺の背後の壁に、比較的大きな鏡があることに気づいた。いや気づいはいたが、使わないなと無視していた。この鏡はおそらくはお互いの裸を見せ合うプレイのためにあるのだろう。
 今は湯気で曇ってはいる。
 

 ……よし! 閃いた! 
 

 これで形跡逆転を狙う。そしてベッドに連れて行く! 見てろよ!
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