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ベストパートナー
第3章 ヒトミ
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 俺は今、郊外にある密会ホテルにいる。
 少し前に財布から、大きいのを一枚に小さいのを数枚渡した。


 これは浮気ではない! ワリキリだ。
 離婚しているからとて、真剣な恋愛を求めてはいない。


「いい場所ですね」


 ヒトミが部屋を見渡した。
 カジュアルな造りで、部屋はやや狭い。
 大きなテレビに、簡単な水道があり、小さな冷蔵庫と何枚かのスキン。
 ベッドはダブルで、白を基調にしている。
 雰囲気はかなり明るい。そして雰囲気作りとして、ポップスが流れている。そこには小さなスピーカーがあった。


「本当、いい部屋」


 ヒトミがソファーに座る。
 彼女の着ている服装は、正に女の子である。
 白い靴下はハイソックス気味。
 膝までのスカートに、青いブラウスと、色を少し抜いた髪色がお嬢さんを醸している。


「テルさん、こんな形ではありますけど、逢えました。私はいますよ」


 ニッコリ微笑むと、ソファーを立つ。


「お風呂、温めておきますね」


 そう言葉を残し、風呂場に行った。
 俺もヒトミも運動後のシャワーはたっぷりしたはず。しかし今からもっと必要になるなら……なるかな?


 さてと……ヒトミのプロフィールを改めて見ておこう。


ユーザーID  12565458

 ネーム   ヒトミ
 年齢    24
 身長    165~169
 体型    スレンダー
 血液型   A型
 
 趣味    運動 
 特技    短距離走 
 好きタイプ イケメンの人
 煙草    しません
 お酒    飲みません
 
 結婚    いずれは
 子供    3人くらい欲しいなぁ
 恋人    欲しいマジで
 
 目的は   メル友 運動仲間 恋愛関係 結婚相手 肉体関係お断り


 一言   ヒトミです。よろしいお願いします。肉体関係は本当にお断り。危ない男は無視します。皆さんと楽しくメールして、いっぱい笑いたいです。


 確かに逢いたいはない。
 しかしキャッシュバッカーと言われている。
 これは何故か?




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