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第12章 緊縛キャバクラ

「はい、次は麗さん」
神宮寺が麗の水着にも赤い縄をかけていく。
「麗さんもファッションモデルか女優をやりたくなったら僕に言ってくださいね・・・麗さんなら引く手あまたですよ」
「もう・・・神宮寺先生はお世辞が上手いんだから」
「僕は本気ですよ・・・それから神宮寺先生はやめてください、先生って柄じゃないから」
「はい、わかりました、神宮寺先生！」
ふたりの漫才みたいな掛け合いにまた亜美は笑ってしまう。
そんなスナックのママと馴染み客みたいなふたりだが、股間に結び目が食い込むときだけは麗が「んんっ・・・」と声を漏らして色っぽい顔になる。
やっぱり麗さんでも感じちゃうんだ・・・。
麗も同じ反応だったことで亜美が安心する。