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第8章 モニター 5人目 王様ゲーム 合宿 ①

同期の中のまとめ役、同い歳？ と思われていた久美子。
その久美子の無礼講宣言で、場は一気に盛り上がった・・

若い男女、それも体育会で、普段から恋愛にはストイックな学生生活を送ってきたますみ達仲間。
最も性に興味深々の21歳・・
アルコールも入り、話題はお約束事の告りへと進んだ。

「なぁ、俺達、一生のダチだよなぁ？ でもよぉ、互いの事、意外と知らないんだよっ・・だから、今日、コクり合おうゼッ・・仲間の証しで、秘密を分かち合うんだ、どうよっ？」
口火を切った健に、素早く賛同する敦。
「えっ、コクるって、誰を好きとか・・？」
敦を見つめながら、はにかむ様な表情の陽子。

「馬鹿ぁ、陽子はミエミエなんだからっ・・そうじゃ無くて、もっと、ドロドロした身体とかの秘密よっ・・例えば、性癖とか、エッチした人数とか・・やだぁ、私、何を言ってるのぉ？」
あからさまな順子の言葉に、興奮が高まる若い男女。

「んっ、私は構わないわよっ・・個人同士の問い掛けは無しで、1人が1回だけ質問して、全員が正直に答える・・どう？ ますみは？」
「あ、う、うんっ・・私は、皆に従うわっ、だって、ますみも皆の仲間だもんっ・・」
(ますみ、今日こそ、皆と仲良くなりたいっ・・なんか、皆、ますみの事を遠ざけていたから・・ますみも、仲間よっ・・)