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第8章 モニター 5人目 王様ゲーム 合宿 ①

「じゃ次は、皆の本命、ますみの質問ねっ・・」
「ちょっ、久美子ぉ、本命って、何だよっ・・？ 個人的な感情は無しって、自分で言ってたじゃんっ・・」
「ふっ、酔った席で愚問は言いっこ無しよ、敦っ、貴方のますみを見詰める視線、皆、気付いてるのよっ・・
なら、言うわよっ・・私、ますみの身体を抱きたいのっ、どう、これでいい？ 皆も、無礼講なんだから、本音を言えば？
健も敦も男だから、これ程の娘、普通なら、話も出来ないのよっ」

順子が酔いでフラつきながら立ち上がる。
「んっ、私も久美子に賛成っ・・あ、でも、私は抱きたい訳が、久美子とは違うけどねっ・・なんか、ますみを観てると、自分が惨めになって、ムカつくのよねぇ・・？
私だって、ソコソコの娘なのに、何で、この娘は清楚なままで、チヤホヤされて、私は、オヤジ共に身体を開いてるのぉ？
だから、ますみを私の身体の下で哭かせてみたいの、悪い？」

居たたまれ無くなった、ますみが立ち上がる。
「皆なぁ、喧嘩しないでぇ・・仲良く、飲もうよっ・・次は、ますみの質問の番だよねっ・・」

「んっ、ごめんな、ますみ、サンキュー・・」
「あ、ますみ、そうだよねっ、私達、仲間だもんね、でも、さっきの言葉は本気よっ・・」