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第11章 回想 翼 改造される心と身体

必死に快感を堪える翼、笑みを浮かべて施術する尚子。
「おいっ、翼ちゃんの身体、震えてるゾッ・・」
「あぁ、もしかして、本気でよがってるのかもっ？」
「んっ、オンナって、腋を責められるの堪んないのよっ」

小1時間をかけた腋の処置が、漸く終了した。
息も絶え絶えの翼を、皆の前に立たせ、窪みを晒させる尚子。
「社長、如何ですか？」
翼の透き通る程に白い柔肌に、青々とした剃り跡が艶めかしい。

「おぅっ、何て嫌らしい腋の窪みだっ・・これだよ、私が望んでいたのは・・この娘のゾクッとする程の整った顔立ちに、白人並みの透ける柔肌に残る、淫らな青い剃り跡・・
昔観た洋画のアクションシーンで、主演の美人女優が、崖からぶら下がった時に晒された腋と正に同じだよっ・・
これは、もう我慢出来ないっ、翼っ、匂いを嗅がせてくれっ・・」

戸惑いながらも社長の鼻先に、腋を近付ける翼。
「し、社長っ・・私、汗かいてて、に、匂うかも・・？」

翼の折り曲げた膝を掴み、窪みに鼻を押し付ける社長。
息を飲みながら見詰めるスタッフ・・
余りの恥辱に、眼を瞑り顔を背ける翼・・

やがて、顔を上げた社長、興奮で荒い息を吐く。
「こ、この匂いを探してたんだつ・・甘酸っぱくて、生臭くて・・翼っ、事務所を挙げて君を売り出すからなっ・・」