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第7章 湖の神殿

咲の不可視の魔法は解け、ダイゴ達の耳と尻尾が現れていた。

「では、私の家に来ませんか？両親も居なくて独り暮らしですし、ティナちゃんを外で寝かせる訳にはいきません！」

「しかし…」

ヘラは渋るダイゴの手をとり、目を見つめ意地悪そうに笑うと

「タダとはいいませんよ？
ダイゴさんは、戦闘が出来そうですし、ギルドの依頼を手伝って貰いますから。」

ヘラの提案にティナを一瞥したダイゴは根負けしたように両手をあげ

「…わかった。世話になる。」

「決まりね！」

ヘラは嬉しそうに笑うと、早速二人を連れて自宅に戻った。