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第17章 Choice B

目を覚ますと、ぐっすりと眠る彼。

きっと疲れてる中、来てくれたんだろうな。

そっとベッドから出てシャワーを浴びていると身体の至るところに彼の印が残されているのに気付き、熱い情事が思い出される。

昨夜、私は彼からの愛を知った。

今まで知らなかった彼の一面に驚きつつも、心も身体も満たされて蕩けてしまいそうな夜だった。

その分、啓介さんとのあの夜を後悔せずにはいられなかった。

・・・私に彼のプロポーズを受ける資格があるのかな？