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わがままな氷上の貴公子
第12章  開宴



   ★★★ あとがき ★★★


 はじめましての方もこんにちは。陽菜(はるな)です。

 『わがままな氷上の貴公子』。悠斗や潤に突っ込んで、笑って頂けたなら幸いです。笑

 今回は、テンポと笑いを重視してみました。
 変わっていく悠斗の内面が表現出来ているといいのですが……。

 今回は、わざと「……」を多用しました。悠斗の心の呟きです。
 だけど……。“本当は違うんだ!” というのを、文字にはしたくなかったので。
 心の裏を読み取って頂けるように、書いたつもりですが……。
 タイトル通りわがままで、意地っ張りな悠斗。可愛いけど、実際にいたら友達にはなれないかもですね。笑

 苦労したのは、勿論“フィギュア”についてです。
 元々好きでテレビはよく観ますが、実体験はありません。だから、とにかく調べました。
 テレビの録画はフィギュアだらけ。ネットでも。
 一度最後の滑走まで書き終わってから、ルール変更に気付いて呆然……。
 2018年6月から改訂になったんですよね。
 最初からの書き直しは、厳しかったです。そのせいもあり、体調を崩すハメにも……。
 悠斗には結構無茶なプログラムを組みましたが、その辺はお許しを……。

 悠斗の呟きが「い」抜き言葉になっているのもわざとです。
 でも、気付いて頂けましたでしょうか? 育ちがいい悠斗は、「~じゃねえよ」などは使っていません。「~じゃないよ」などで統一しました。呟きのみ、「喰う」は使いましたが。
 一応、お坊ちゃまですから。笑

 プロットの時点では、100Pくらいの予定でした。でも“4トウループ”など長い単語が多いせいで、140Pにも……。
 推敲も大変でした……。

 最後になりましたが、ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。
 BL特殊職業?三連作は、一応この作品で終わりです。

 では。また別の作品で……。

 ※この作品は、2018年12月現在の男子フィギュアスケートのルールに則(のっと)っています。


 2018年12月吉日  陽菜



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