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SS作品集
第11章  ゲキカラ


「学食ならいいけど、そういう所では、一味唐辛子なんて使わないのがルールだぞ」
 そう言われたけど、絶対に無理だ。
 僕はそう反論したけど、友達はあきれ顔。
「だったらゲキカラ好きの彼女を見つけて、フレンチなんか行かない事だな」
 そうか。その手があった。
 彼女もゲキカラ好きなら、何の心配もいらない。一緒にゲキカラ店を回る事も出来て、楽しいデートになるだろう。
 誰か、僕の彼女になってくれませんか?
 条件はゲキカラ好きな事だけ。顔やスタイルも年齢だって、一切関係ありませんから。
 一緒にゲキカラライフを楽しみましょう。
 ちゃんと、あなたの分の一味唐辛子だって持ち歩きますから。


 終わり



 ゲキカラ好きの女性。彼の恋人になってみては……?


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