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SS作品集
第12章  カレンダー


 色々な角度から撮った写真をメールに添付して編集者へ送ると、もっと大きなコンテストがあるから、出すように勧められた。
 それに出すとまた大賞で、世界的な雑誌でも紹介されることになり、数々の称賛を受ける。そしてそれを海外の美術館に展示させて欲しいというのだ。
 僕は大学を中退することにした。
 僕の作品だけが載った本が次々と発売され、日本は元より、世界中で人気になっている。海外の方が折り紙に興味があり、本も増刷を繰り返していた。
 有名な美術館に展示されたり、高値で引き取られたりもしている。
 それらは全て、折り紙用に買ったカレンダーを使った物。
 結局は、カレンダーの質感が一番馴染みいい。
 浮世絵の絵が付いたカレンダーで折った物は、外国人にも人気がある。
 そう。いまや僕は、カレンダーを使った世界的な折り紙作家なのだ。


 終わり


 人生。何がきっかけで、成功するか分かりません……。


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