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第14章 片瀬くんと初対面するご主人様のディルド

「眩しい……一体ここはどこだろう？」
間違いないことはここは納戸ではないということだ。
納戸の中は真っ暗だ。
こんな光が差すことはない。
僕は昨日のことを思い出そうとしている。
確かご主人様は片瀬くんと会えなくてオナニーをしていたのだ。
そして僕はそのオナニーの相手を務めたのだった。

ここまで思い出したところで僕は今ここがどこか思い出した。
ベッドの下に僕はは入ってしまったのだ。
あの後、ご主人様は疲れてしまったのか寝てしまった。
そして僕は片付けられることもなくベッドの上に放置されてしまった。
しばらく僕はベッドの上にいたのだか、ご主人様が寝返りを打つ度に布団が波打、ついに僕はベッドの下に転げ落ちてしまったのだ。

今は昼間なのかもしれない。
部屋の中には日差しのような光が入っているようだ。
そうなるとご主人様は仕事だろう。
しばらくはこのままだ。

僕はご主人様が部屋に帰ってくるのをじっと待っていた。
そしてだんだんと時間が過ぎていく中で部屋も暗くなってきた。
『ガタン。バン』
誰か部屋に帰ってきたようだった。
もちろんその誰かはご主人様のはずだ。
僕はご主人様が僕のことを思い出して拾ってくれるのを待った。