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ご主人様のディルド
第21章 SとMの転倒1
ご主人様はS女プレイとM女プレイを交互にするようになった。
M女プレイの時はご主人様がオナニーを変態男に見せながらするプレイで僕の出番があるが、S女プレイの時は僕の出番はない。
そして今日はS女プレイだった。

ご主人様のS女プレイは元々ご主人様がS女であることからバリエーションが豊かでご主人様の気分によってS女の感じが変わった。
大別するとご主人様のS女キャラには2パターンあって、男に甘えさせるキャラと男に厳しく接するキャラだ。

そして今日は厳しめの方だった。
ご主人様曰く、いつもM女プレイでオナニーを見せる時の変態男の言葉責めが気に入らないとかで今日はその腹いせに徹底にイジメるとのことだった。

僕は先ほども言ったけど出番はなさそうだ。
納戸の中でご主人様と変態男の声を聞くしかなかった。

「先輩……来てすぐになんで手錠なんかかけるんですか……それに……目隠しまでして……」
僕は変態男の姿を想像した。
手錠に目隠しなんてMで変態な変態男にとってみたら最大のご褒美だろう。

「片瀬くん……好きでしょ? 手錠されたり目隠しされたりするの……だってイヤならこんなに興奮してないでしょ?」
「あ!! 先輩……ダメ……ダメですーそんな……おチンチン手でシコシコしちゃ……」
言葉では抗議しているようだったが声は甘かった。

「ねえーすごい硬いよーあのディルドちゃんよりも硬いかもしれない」
そんなはずはない!!
僕はご主人様に怒りの声を上げる。(しかし残念ながら怒りの声は届かない)
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