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ご主人様のディルド
第26章 SとMの転倒6
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「先輩……今度はベッドに寝てください。目隠ししてるから僕が誘導します」
そう言った変態男はご主人様の手を取った。そしてご主人様をベッドに誘導する。
「ここです。先輩のベッドはここにまず座ってください」
「あ……うん」
ご主人様がベッドに座った。
僕はご主人様がさっきまでいたところに無造作に置かれている。
そういうところはやはり人間の男だ。
繊細さに欠けている。
ベッドに座らされたご主人様を見下ろしている変態男。
『そこの位置に立ってたらご主人様が見えないじゃないか!!』
僕の抗議はもちろん変態男には届かない。
「いい眺めです。目隠しされて手錠されてる先輩。それを僕が見下ろすこの光景。すごい興奮します」
「あ!はあー片瀬くん……」
僕の位置からだと変態男の影に隠れてご主人様が見えない。
でも微かに見えたのは変態男がご主人様の頭の高さに手を持っていたことだ。
「先輩……ちょっと髪の毛を撫でただけですよ。それでそんな声だしちゃうなんて……」
どうやら髪の毛を撫でたらしい。
「片瀬くん……だって……どこ……触られれるか……わからないから……」
「そうですよね。僕だってそうだったんです。だからこれで僕の気持ちわかりましたか?」
ご主人様にそう問いかける変態男。
その答えを聞く前に変態男はくるりとご主人様から背を向け僕の方へと歩いていく。
そう言った変態男はご主人様の手を取った。そしてご主人様をベッドに誘導する。
「ここです。先輩のベッドはここにまず座ってください」
「あ……うん」
ご主人様がベッドに座った。
僕はご主人様がさっきまでいたところに無造作に置かれている。
そういうところはやはり人間の男だ。
繊細さに欠けている。
ベッドに座らされたご主人様を見下ろしている変態男。
『そこの位置に立ってたらご主人様が見えないじゃないか!!』
僕の抗議はもちろん変態男には届かない。
「いい眺めです。目隠しされて手錠されてる先輩。それを僕が見下ろすこの光景。すごい興奮します」
「あ!はあー片瀬くん……」
僕の位置からだと変態男の影に隠れてご主人様が見えない。
でも微かに見えたのは変態男がご主人様の頭の高さに手を持っていたことだ。
「先輩……ちょっと髪の毛を撫でただけですよ。それでそんな声だしちゃうなんて……」
どうやら髪の毛を撫でたらしい。
「片瀬くん……だって……どこ……触られれるか……わからないから……」
「そうですよね。僕だってそうだったんです。だからこれで僕の気持ちわかりましたか?」
ご主人様にそう問いかける変態男。
その答えを聞く前に変態男はくるりとご主人様から背を向け僕の方へと歩いていく。
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