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捕らわれの真理
第1章 捕らわれの真理
「あなた何をばかなことを言っているの。早く真理から外してあげて」
香はガラス壁を叩きながら言う。

「ん、っく、ううっ、くう」
香の声をきっかけに真理が目を覚ました。
頭を振り、虚ろな目で周りを見回した後、男を見る。
「だ、誰っ」
男の方に向こうとした時、手足を縛られ不自由となった自分の体に気づいた。
「なに、なにこれ、いや、外して」
真理が体を動かすが、チェーンはびくともしない。

「外して、ねえ、外して、んうっ」
男に向かって叫ぶ真理が尻を大きくブルと震わせた。
(キュル、キュルルルル、ギュル)
真理の腹から発せられた音が部屋に響く。
浣腸が効いてきたのである。
「んん、うっ、くう」
激しい便意に襲われた真理が尻を左右に振りながらうめき声を上げる。
「痛い、お腹いたい、外して、お願い、外して」
尻を突き出したり、引っ込めたりしながら真理は懇願する。
「大丈夫です。お尻の穴に栓をしてあるから うんちは出ませんから」
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