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第1章 隣りの風俗

人は見た目では判らないが、風俗店を
やっているようにはまったく見えない。

隆二は友人から頼まれ、
この隠れ風俗店に行くことになった。
友人に急用ができ、
料金＋αを出すから、行って
感想を聞かせてくれと言われたということだ。

「直人、ここで電話して隣に聞こえないかな？」
俺の部屋に来た隆二が携帯電話を手にしながら聞く。