この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せ・ん・せ・い
第1章 ヤンデレ幼馴染(彼女編)
「生田先生。さよ~なら~」

「はい。さよなら。気を付けて」

女子高生の燥いだ声に、当たり前の様に、模範的な態度で返事を返す
先生。

私は教室の窓からその様子を眺めて「チッ・・・」と舌打ちした

先生は渡り廊下
私は教室

目が合うはずなんてない
だけど・・・

先生の視線は何故か私に向いてる様に思えた
・・・ってか
先生は確実に私の方を見て視線が重なり合ったのを確信した後・・・
「二ヤリ」と、笑って
(笑ったように見えたんだ)

そして、伊達メガネをクイッと整えた

(み、見てたの・・・ばれてないよね?)
(・・・ばれてたか?)

ドキドキする

先生をこっそり見てたのがばれてたら・・・
は、恥ずかしいし?

私は窓際のカーテンにサッと隠れた

ドキドキする

先生が伊達メガネをかけてる理由も知ってるし
私がこうやって先生を見てる理由も・・・
先生にはばれてる

・・・ってかさ?
あんなカッコいい先生
ズルくない?
いい加減にして欲しいんだけど!!

愛想よく女生徒に返事なんてしないで欲しいんだけど!!

・・・そりゃ・・ぁさ?
皆の・・・先生。
だけどさ?

けどさ?
愛想良すぎない?

女生徒の挨拶なんて無視すれば良くない?
なんて・・・先生だもんね・・・
女生徒がどんなでも挨拶されたら挨拶するしかないもんね
だって・・・
先生だから・・・

私は覗き見を見つかってしまったかもしれないからカーテンを味方につけて自分の身を隠した
かくれんぼの様な感覚で・・・
だって・・・
教室には誰も居ないし・・・
思いっきり、さっき見た女生徒と先生の会話に愚痴った

(でもさ?先生だからってさ?愛想が良すぎるのも問題だって思う訳よ。勘違いされたらどうすんだ?って話しな訳よ)

「・・・外見は・・・外見だけは良いんだよね!!・・・違うか・・・外見も良い」
(そんで性格と言うか中身もサイコー)

「だれの外見が良いの?」

「・・・ひっッ!!」

ブツブツ言った私の独り言にまさかのお返事ですか!!
驚いて変な声しか出ない

「え?」

「え?が、どうした?驚いてる?」

驚きすぎて声が出ない
だ、だって・・・
さっきまで・・・渡り廊下に居ましたよね?
女生徒と・・・キャッキャッと話してましたよね?
なんで?ここに居るの?

私!!隠れてたのに!!
ばれてないはずなのに!!
/9ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ