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第12章 イヤなのっ！

何か知んないけど、・・・・可愛くねーーーーぞ！！！！！！(笑)


俺はフロントの人に


「すいません、キャンセルで！！！！！」


そう言って香菜の手を引っ張ってフロントから離れた。


「宮君ッ？？？？？？」


宮君じゃねぇッ・・・何だコイツ～ッ！！！！！！！




フロントの脇の客室に繋がるエレベーターの方に行くと・・・・。


香菜は俺の手を振り切って・・・・。



「もう痛いッ・・離してよ・・・・！！！！！」



って～・・・・なに怒ってんだって～ッ！！！！！



香菜は半ギレ状態で俺の横をすり抜け戻ろうとするから・・・・。


香菜の腕を掴みまた引き戻し・・・・・。



「何ッ？？？・・・・もう触んないでってばッ・・・・・」



何キレてんのッ？？？？？？



黙って聞いてると・・・。



「宮君ッ・・・私なんかに構ってないで・・・早く星野さんの所行ってよ！！・・・私は今日はここに泊まるし・・・別に宮君なんか好きじゃないしッ・・・・」



はい～？？？？？



このお姉さん・・・何言ってんの？？？？？




「私と一緒に居るのもお情けでしょッ？？？もう同情しないで良いから！！！！もう私と一緒に居なくていいから！！！！！」




・・・・・・・・・。