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第12章 イヤなのっ！

香菜side



もう最悪・・・。


スッゴイ・・・スッゴイ・・・・。


嫌なオバサン。


私・・・。


宮君は私の顔をジッと見つめ・・・両手で肩を掴み・・・・。




その、肩を掴む力が・・・強くなったの・・・・。




そして・・・。



グイッと、壁に私を押し付け・・・・。



私を囲う様に壁に手をつき・・・・。



・・・・・・・・ッ？？？？？？



「何泣いてんの？」



・・・・・・・。



泣いて・・・泣いてなんかないしっ！！！！！！！



ズビッと鼻をすすって・・・・



「泣いてなんかないしッ・・・もう退いて！！！行かないと！！！！てか勝手にホテルキャンセルしないでよッ・・・」


宮君の腕を退かそうとすると・・・・。


宮君は私の顔を覗き込み・・・・。



「俺が他の子と一緒に居た方が良いの？香菜はそうして欲しいの？」



・・・・・・・・。



私がじゃなくって・・・宮君がそうしたいんでしょッ？？？？？



宮君の腕をギュッと掴み・・・・。



「私に聞かないで自分がそうしたいんでしょッ？？？もう私に聞かないでよッ！！！」



もうっ・・・どんどん嫌な女になる！！！！！！//////////