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あなたからは逃げられない
第15章 新生活への準備



気分を切り替えて龍輝さんと夕食をいただいた。
入社すると社会人として頑張らなきゃ。と思いつつも藤堂さんのことは警戒しないと行けないと思うと気が重い…


そんなこと言っていては社会人として自覚がないと思われちゃうから研修もきちんとこなして秘書課に配属された後はなるべく早く仕事を覚えたいと思う。


仕事が始まるまではおうちで龍輝さんのサポートをしたいから家事を頑張ろう。



家でもいつもパソコンやスマホを手放さない龍輝さん。
ひどい時はずっと電話している日もある。

私といる時はなるべく電話をしないようにしているみたいで休みの日が終わると朝から鳴りっぱなしのスマホ

彼は忙しいのに私はちゃんとサポート出来ているのかな?


ボーッとしていたのか龍輝さんに何かあったか?と声をかけられた。

「何も無いけど...龍輝さんの力になれることあったら言ってね!私で出来ることは頑張るからっ!」

「何でも?」

「うん!できることならね!」

「お前にしか出来ねぇことあんだよ。後でお願いするわ。」


ご飯を終えてお風呂を済ませてリビングに戻ると抱えられて寝室へ連れ込まれた。
そしてありえないほど抱かれたのは何となく察してください…






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