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蝶々と甘い蜜。
第4章 蜜が欲しくなる
「結衣!?どうしたの?泣いているの?あれからどうしていたの?」


ホッとしたら涙があふれ出てきた。
昨日のことを話したら
智美はどう思うのだろう。
私のことを軽蔑するのだろうか……。
こんなに私のことを大事にしてくれる友達を失いたくはない。


「昨日のこと気になって眠れなかった…ごめんね、連れて行って……。」


「智美……」


よくみたら、いつもはないクマが智美にできていた。
いつも化粧ばっちりなのにメイクもしていない。
本当に心配かけたんだ……


「あのね、智美……私っ…」


大事な友達だからこそ話して安心させたいし
智美なら間違っているって叱ってくれる
そう思って全部話すことにした。
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