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蝶々と甘い蜜。
第4章 蜜が欲しくなる
「あの…ベッドに……」

勇気を出して言ってみたら
意外にも三島がいうことを聞いてくれて
お姫様抱っこをしてベッドに運んでくれた。


三島の心臓の音はゆっくりで
私の心臓の音の早さとは対照的だ。
私みたいに緊張とかしないんだと思うと
少しショックだが、このゆっくりな心臓の音が心地がいい。


「少し豆ができている。」


ベッドに座らされてハイヒールを脱がしてくれる。
窮屈なハイヒールから解放された足の指は汚いのに
優しく触ってくれる三島の指の動きが気持ちがいい。


「やっ……だめっ……やだっ……」


豆ができているところから
ゆっくりと舌で上へ上へと舐めてくる。
脚の内側へと舌がきて
太ももに舌がきたときは
このまま上にのぼってくるのかと思うと
想像しているだけで感じてしまう。
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