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若様の性長日記!・2
第1章 2人目の女の子!
「…梢さん、今、何とおっしゃいました?」
「ええ、だから『2人目の女の子を決めて』と言ったわ」
にっこり満面の笑みで、梢さんは例の女の子のファイルを手に持っていた。
「ちょっ、待ってくださいよ! オレの初仕事は紗雪でしょう?」
「彼女は言わば練習台よ。だってウチの社員だもん」
「へ? じゃあ今度は?」
「半分お客、半分社員…と言うより、バイトかしら?」
「…意味が分からないんですけど」
「そうよねぇ」
梢さんは腕を組み、眉を潜めた。
美女は悩む姿も色っぽいものだ。
オレも本性を知らなければ、ときめいていただろうな(遠い目)。
「まあウチにはお客様でありながら、社員でもある人は多いのよ。だから今度はそういう人を相手にしてほしいの」
つまり…ウチの会社に仕事を頼むことがあれば、逆に頼まれることがある人ってことか。
「…何だかややっこしいですね」
「まあね。でも意外と少なくはないのよ。そういう子」
梢さんは苦笑しながら、ファイルを差し出してきた。
オレは渋々受け取り、中を見る。
そこでふと、気になった女の子を見つけた。
ちょっとつり目で、気の強そうな女の子。
不敵に笑っているけれど、どこか雰囲気がおかしい。
「梢さん、この女の子のこと分かりますか?」
オレは女の子の写真を、梢さんに見せた。
「ああ、梨奈ちゃんね。ちょっと変わったコでね」
真っ赤なマニキュアをした人差し指でメガネを上げ、梢さんはため息をついた。
「ええ、だから『2人目の女の子を決めて』と言ったわ」
にっこり満面の笑みで、梢さんは例の女の子のファイルを手に持っていた。
「ちょっ、待ってくださいよ! オレの初仕事は紗雪でしょう?」
「彼女は言わば練習台よ。だってウチの社員だもん」
「へ? じゃあ今度は?」
「半分お客、半分社員…と言うより、バイトかしら?」
「…意味が分からないんですけど」
「そうよねぇ」
梢さんは腕を組み、眉を潜めた。
美女は悩む姿も色っぽいものだ。
オレも本性を知らなければ、ときめいていただろうな(遠い目)。
「まあウチにはお客様でありながら、社員でもある人は多いのよ。だから今度はそういう人を相手にしてほしいの」
つまり…ウチの会社に仕事を頼むことがあれば、逆に頼まれることがある人ってことか。
「…何だかややっこしいですね」
「まあね。でも意外と少なくはないのよ。そういう子」
梢さんは苦笑しながら、ファイルを差し出してきた。
オレは渋々受け取り、中を見る。
そこでふと、気になった女の子を見つけた。
ちょっとつり目で、気の強そうな女の子。
不敵に笑っているけれど、どこか雰囲気がおかしい。
「梢さん、この女の子のこと分かりますか?」
オレは女の子の写真を、梢さんに見せた。
「ああ、梨奈ちゃんね。ちょっと変わったコでね」
真っ赤なマニキュアをした人差し指でメガネを上げ、梢さんはため息をついた。