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神話のヒト
第2章 The Man of The Saga
高校の授業がおわるとレコード会社の車がむかえにくる。都立高校なので制服はないがセミオーダーの店で自分のデザインで注文した藤色でワッペンも王冠に盾と一角獣リボンとロータスの自身でデザインしたシングルのブレザーにツータックでコンフォート ベルトレスの紺色のトラウザーズを制服のようにいつもきていた。カッターシャツはクレリックで棒つなぎのピンホール カフスはダブルで上野でかったステンレス台のカフスボタンをつけていた。タイは紫のレジメンタル 靴は紫のベロアのタッセルをこのんではいていた。かれは自分のデザインをコンポラクールなどとよんでいる。
この服装をしればかれがただの高校生ではないことが誰でもわかるだろう。
レコード会社の車でスタジオへ毎日のようにかよい土曜日と日曜日はいち日じゅうスタジオで過ごしてデビューアルバムの作曲編曲レコーディングにあけくれた。
かれの担当のプロデュースサーがかたっている。
“かれは音楽理論にくわしそうなので どこで音楽の理論を学んだのかときくと まなんだことはないとゆう そこでさらにきくと わたしのは自己流です とゆう さらにつづけてクロマチックスケールに基づく自由旋律の音楽ですね わたしのは とゆうんです。これにはおどろきましたね。自己流どころか自己完結した立派な絶対音楽理論ですよ。かれは一事が万事みんなそんな調子で本人はおっとりしているだけですが まわりのものはめをみはることばかりでした。楽器の演奏力 編曲のセンスも抜群なので結局かれのセルフプロデュースでいこうとゆうことになりました”
高校3年の夏休みにデビューアルバムが完成する。かれのサウンドの特徴はチューブアンプ系のディストーションやオーバードライブをいっさい使わずクリーンなコーラスを好んでつかう点だった。
ギターはブラックのピックガードのないセミアコでフロントのハムバッキングのサウンドを好んだ。弦はライトゲージで1弦が012のふとめのものはっている。奏法としはベンドを好まなかった。
ギターコードはテンションコード 7th 9th 13th など伴奏コードとして使い 歌いながら超絶技巧のバッキングギターを弾いた。編曲はすべてみずからおこなった。

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