この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
やじろべえ
第1章 There is no escape.
標的はベッドの上で女と気持ちよーくやってる最中だった。
男は気づいて起き上がり、慌てて枕元に手を伸ばしたが、端から銃を構える俺達に適う筈がない。
男の頭からぱっと血が飛び散り、弾かれたように女の横に倒れ込んだ。
サイレンサーで音は消してある。
辺りに銃声が響く事はないが、裸の女の上に血が飛び散った。
しかし、女は全く動じる気配がない。
「ちょっと、あたしにまで手を出そうって言うんじゃないだろうね!」
俺達を睨みつけて息巻いてみせる。
愛人とは言っても、仮にも自分が愛した男でたった今抱かれていた男だ。
頭を撃ち抜かれて血塗れの死体になってるっていうのに、起き上がって平然と俺達を見ている。
いい女だ。
顔もスタイルもいい。
男は気づいて起き上がり、慌てて枕元に手を伸ばしたが、端から銃を構える俺達に適う筈がない。
男の頭からぱっと血が飛び散り、弾かれたように女の横に倒れ込んだ。
サイレンサーで音は消してある。
辺りに銃声が響く事はないが、裸の女の上に血が飛び散った。
しかし、女は全く動じる気配がない。
「ちょっと、あたしにまで手を出そうって言うんじゃないだろうね!」
俺達を睨みつけて息巻いてみせる。
愛人とは言っても、仮にも自分が愛した男でたった今抱かれていた男だ。
頭を撃ち抜かれて血塗れの死体になってるっていうのに、起き上がって平然と俺達を見ている。
いい女だ。
顔もスタイルもいい。