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奴隷オークション
第7章 尚 初調教その4
「はい。」尚はソファの方に歩いていく。
「尚。こっちこっち。」と京香が手招きしている。
「こっちに来て座って。」自分の隣をポンポン叩いて尚を招き寄せる。
「はい。」尚は少し微笑んで京香の隣に座った。
「なんだか裸だと落ち着きませんね。」と尚は胸の前で手を組んだ。
「ほら。これを着てなさい。」広正がバスローブを尚に渡す。
「ありがとうございます。ご主人様。」
尚はバスローブを着ながら「ご主人様優しいですね。」と言う。
「休憩中だけな。」
「はい。その方が嬉しいです。」
「尚はやっぱり本格的なマゾだよね。」京香。
「そうだな。私は残酷になるぞ。」広正。
「ゾクゾクしちゃいます。」尚。
「それは私も同じ。」京香。
「まったく2人とも変態で嬉しいよ。」
広正は立ち上がると冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターを3本出してきた。
「ほれ。」と2人に投げて渡す。
「ありがとうございます。」2人。
「トイレに行きたいなら行っておくといい。調教が始まったら行けないからな。」
「大丈夫です。でもお漏らししたらごめんなさい。」尚。
「それはいいや。お漏らし歓迎だ。」
「京香様。それって玩具が入ってるんですか?」と尚が興味津々で聞く。
「そうなのよ。乳首とクリトリスがあたる場所に入ってるんだ。」
「特注だからな。」と広正は得意満面の表情。
「京香様。その格好お似合いです。苛めて貰って嬉しかったです。」
「まだまだ時間あるんだからもっと苛めちゃうよ。」と京香が言う。
話している内容はとんでもない内容だが2人は楽しそうに話していた。
声がもし聞こえなければガールズトークを楽しんでいるとしか見えないだろう。
広正はペットボトルの水を飲み干すと「それじゃそろそれ始めるぞ。」2人に声をかけた。
「はい。」2人の表情が変わる。
私はこの瞬間がたまらなく好きだ。
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