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おもちゃで痴漢
第4章 おもちゃの快感
(降りる準備しなきゃ...)

駅で降りるために出入り口付近に移動しなければ。そう思い、少し身をよじって移動しようとする。

ーーーィィィン...

ふと耳にモーターのような、機械音がかすかに届く。

「っ!!ッああっ...!」

秘部に衝撃、快感が走る。
油断していた。思わず声がでて足の力が抜けそうになる。

小刻みな振動がクリトリスを刺激する。
指とは比べものにならない快感。それが絶え間なく与え続けられている。

「ーーーッッツ!」

突き抜けるような快感。小説でいうまさにそれだった。

力が抜けて崩れそうになる体を、壁に押しつけるようにして支えられる。

それでもなおクリトリスの刺激は止まらない。

それはローターだった。小説でときどき目にしていたが、本物は初めて経験する。

しかしローターという認識をもつ余裕すらいずみはなかった。再び快感の波が押し寄せる。
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