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おもちゃで痴漢
第3章 痴漢の指使い
(ノーパンで電車に乗っちゃって...まんまと痴漢されちゃって...しかも気持ちいいなんて...!)

自分の能天気さにびっくりする。しかし想像以上の快感にそんな思考はすぐに押し流される。

(ああ、どうしよう。きもちいい。きゅんきゅんする...!)

中が収縮しているのがわかる。膝が震える。

それがわかっているのか、痴漢の指の動きはさらに激しくなる。

(きもちいい...!きもちいい、けど...)

やはり絶頂の壁は超えられないのか。
普段より格段に快感を感じているが、小説のように突き抜けるような快感にはピンとこなかった。

ただただ、最高の快感がひたすらに押し寄せる。

これだけ濡らしてイク気配がないのを察知したのか、再び痴漢の手がすっと引いた。

(...おわり?)

普段以上の快感に満足しつつ、やはり物足りなさは感じる。

ふと外をみるとあと3駅ほどで降りる予定の駅だった。
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