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狂恋 ~狂おしい恋に身を焦がす~【BL】
第1章 10年ぶりの再会
舌では乳首を舐めながら、利人の手はオレの下肢へ伸びる。

そしてオレの膨れ上がった欲望に触れてきた。

「ちょっ…おいっ!」

慌ててその手を払おうとしたが、もう片方の手で逆に押え付けられてしまった。

「今更照れることないでしょう? さんざん可愛がってあげたところなんですから」

「いっ言うなっー!」

確かに高校生時代、利人にさんざん触られたり舐められたり、イジワルされたりした。

思い出すだけで顔に血が上る。

「良い反応してくれるんで、思わずいじりたくなっちゃうんですよね」

どういう理屈だっ!

しかしオレの心の叫びなんか聞いちゃいない利人は、そのままオレのを扱き始める。

「んあっ…」

すでに利人によって、オレの体は変わってしまった。

コイツに与えられること全てを喜んでしまう体に…。

優しい手付きだと感じていると、いきなり強く扱かれ、腰が浮く。

それと同時に胸の突起を強く吸われ、イキそうになるっ!

「利っ人…! そんな、強くしたら…」

「ああ…すぐにイってしまいますか?」

ニヤッと笑い、利人は唇も手も放した。

「えっ…?」

さっきまで快感に溺れていた体が急に解放され、熱が中途半端になる。

「今日は一緒にイキましょうね」

そう言って利人は上半身を起こし、サイドテーブルに手を伸ばした。

そして戻ってきた手の中には、小さなビンが握られていた。

ピンク色の液体が入っていて、ビンには紫の模様が入っている。

それを眼にした途端、オレはズサッと後ろに引いた。

「おまっ、それっ…!」

呂律が回らないので、震える手でビンを指さす。

「覚えていましたか。ええ、媚薬入りの香油ですよ」

ゲッ!

高校時代、初めての時に使われた。

外国から取り寄せたという怪しいこの液体は、本当にとんでもない効果を発揮する。

「まっ待て待て! それはもう二度と使わないって言っただろう?」
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