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蜜な時間はあなたと共に
第2章 スーツ姿でデート

春人の目付きが完全にスイッチの入ったものに…
これ以上させたら、ケアしてる喉の事も考えずに襲ってきそう…!

「春人、いい加減に…」
「お待たせしましたー!」

本気で止めようと思った瞬間、料理が運ばれて来て、春人の暴走もようやく止まった。
上がった息を整える私をよそに、春人は何食わぬ顔で割り箸を渡してきた。

「他にお客さんが居る中で、いやらしい発言して、あり得ない」
「ふふっ、茜さんってエッチな事になったら、素っ気なくなるよね?そこも可愛いで…嫌なんやったら、手抓って拒否ったら良かったのに。嫌がらへんから調子乗っちゃった」

いつもの如く反省が見えないので、ちょっとやり返してみよう…

「それ以上言うと、アジフライあげないよ?」
「えっ?」

やっぱり、狙ってたのバレバレなんだからね…

「運ばれて来た時欲しそうな顔してたもんね。肉厚で美味しそー」
「マジで?ごめん、鯖味噌あげるからちょっとちょうだい?」
「分かったよ。はい」




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