この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
えっちなおもちゃ
第7章 絡まりあう気持ちと身体
都心から少し離れた駅で降り、河川敷の道を散歩する。
少し汗ばむ陽気ではあったが、吹いてくる風が心地よかった。
しばらく互いの日常について語り合い、歩いていった。
とはいえ凛々子はもちろん元カレとの再会の話しはしなかった。

あの日以来凛々子は神崎に会っていない。
会っていないはおろか連絡すら取り合ってはいなかった。
肉体的な快楽は得られたが、凛々子の求める心の安らぎやときめきは神崎から得られないと感じていたからだ。


「あそこが予約していたレストランだよ」

我妻は古い倉庫のような建物を指差した。
日はまだ高かったが、時刻は早めの夕食を摂るには十分な時間になっていた。

「わぁ……なんかレトロな感じでワクワクするとこですね!!」

レストランの雰囲気もさることながら、自分を喜ばせようと頑張ってくれた我妻に凛々子は嬉しくなる。

「古い倉庫を改装して作ったみたいだよ」

二人は心持ちはや歩きになり、その煉瓦造りの元倉庫へと向かった。

/218ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ