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第7章 絡まりあう気持ちと身体

我妻とデートをして、身体を重ねて、自分はやっぱり我妻が好きなんだと実感した。

その我妻と結ばれて、心から嬉しかった。

けれど体の満足は得られなかった。
初めて我妻とセックスをしたときより、心を通わせたセックスだったのに絶頂には遠かったのだ。


それがなんだか我妻に申し訳なくて胸が痛む。


神崎にいたぶられるセックスをされ、あの味を身体が覚えてしまった。
だから我妻の愛情あるセックスでは満足できなかったのだ。

その事に気付いてしまった凛々子は我妻に対してどうしようもない罪悪感が芽生えてしまったのだ。