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第13章 「いつでも私のうちに来て……？」

「……そっか……ダメか……」

「……うん……ダメなんだ……」

　残念……朝ご飯が、遠のいたよ……。


　そのあと、お兄ちゃんが「保護者じゃなくて保証人にはなれるから、学費のことは気にするな」って言ってくれて、かーさんも、自分も出そうかって言ってくれた。

　かーさん、ありがとう。
　でも、かーさんは、芸人さんとして売れることだけ考えて……！！


　私、今の夢も、目標も、かーさんとご飯を食べた時に、かーさんから貰ったんだもん。


「恩返し出来るように、頑張るね」


　……恩返しと、あと、いつか、かーさんに朝ご飯を食べて貰えるように、頑張るの。

　
　かーさんの「ご馳走様、美味しかった！」って声を聞きながら、私は自分に約束をした。